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ベネッセ教材に反ワクチンのチラシ入れたの誰?自作自演の可能性も?

ベネッセの通信教材「チャレンジ1年生」の4月号に、反ワクチンを推奨するチラシが入っていたとして話題になっています。

まさか、大手教育企業のベネッセが反ワクチンのチラシを入れるとは思えませんね。
では、どのような経緯でこのチラシが入れられたのでしょう?

ベネッセに直接電話で問い合わせてみた人もいるようなので、ベネッセ側の回答や、反ワクチンのチラシ騒動の経緯ついてまとめました。

【画像】ベネッセ教材に反ワクチンのチラシが!

反ワクチンのチラシの画像や内容は?

ベネッセから送られてきた通信教育「チャレンジ1年生」の教材の中に、反ワクチンのチラシが入っていたとして話題になっています。

実際に入っていたチラシがこちらです。

『そのワクチン接種、ちょっと待って!』というタイトルで、子供のコロナワクチン接種の前に知っておくべき7つのことが書かれています。

  1. ワクチン接種後に1431人なくなっている
  2. 新型コロナワクチンは実験的遺伝子製剤
  3. ワクチンは感染を防がない
  4. 子供の重症化はごく稀
  5. 変異株にはほぼ効果がない
  6. 摂取した人の免疫低下が報告されている
  7. 何が起きても国は責任を取らない

チラシ自体はとてもカラフルでイラストも満載。

さらに、マスクの着用についてもこのようなチラシが一緒に入っていたそうです。

マスクが感染予防にはならない理由について書かれています。

  • マスク単体の有効性は証明されていない
  • 飛沫はウイルスじゃない
  • 無症状からの感染は0.4%
  • マスク警察は存在しない
  • 日光は2分でウイルスを死滅させる

このチラシを見つけたのは誰?

このチラシが入れられていたのは小川友紀さんという方で、「日本有志助産師・産婦人科の会」を発足されています。

小川さんのツイートには「入ってたんだって~」と書かれており、小川さん本人が見つけたわけではなさそう…

小川友紀さん

ベネッセすごい!
チャレンジ1年4月号に
入ってたんだって✨

お子さんがいらっしゃるのでしょうか?
それとも知り合いのお子さん…?

このチラシを見つけた後、小川さんは友人とLINEでやり取りもしたそう。

小川さんはベネッセが送ったものと信じて疑わないようです。

が、ベネッセがこのようなことをするとは思えませんね。
本当にこのチラシがベネッセの教材の中に入っていたのだとしたら、真っ先にベネッセに問い合わせるなどして疑うべきだと思います。

ベネッセ教材に反ワクチンのチラシ入れたのは誰?

このチラシを入れたのは誰なのか、ネット上で考察がされています。

ベネッセは反ワクチンのチラシを否定!

ベネッセに実際に問い合わせた人がたくさんいるようです。

それに対するベネッセの回答は、チラシを入れてはいないというものでした。

ベネッセ側の回答をまとめると…

  • ベネッセは反コロナワクチンもマスク忌避も推奨していない!
  • このような思想的チラシが教材に混入することは考えられない!
  • 車内で情報共有して早急に協議する

それにしても、身に覚えのないチ反ワクチンのチラシ疑惑で問い合わせが殺到したら、かなりの迷惑になっているのではないでしょうか?

また、デマだとしてもイメージダウンになりかねません。
これは立派な業務妨害行為ですね。

反ワクチンのチラシを入れたのは自作自演?

ベネッセが入れたのではないとしたら、誰が反ワクチンをのチラシが入れたのかが疑問です。

ネット上では、自作自演なのではないかという意見が出ています。

というのも、このチラシを受け取った小川さん自身が過去にコロナワクチンに反対するツイートをされていたからです。

また、ステラ缶というものを自作されているそうです。

ステラ缶とは、反ワクチン派に指示されているスピリチュアル系の置物です。

ステラ缶とは?
  • 置いておくだけで病気やケガが治るという奇跡の缶
  • 開けてしまうと効果がなくなる
  • 医療機器ではなく、科学的根拠に乏しい

どうやら、マルチ商法の商材になっているみたいです。
お値段はなんと250万円という情報もありました。

反ワクチンのチラシを受け取ったという小川さんは、ステラ缶を自分で作っているのだとか…
そのため、チラシも自分で作ったのでは?と言われているようです。

ベネッセの業務妨害になる?

もし、誰かがベネッセを偽ってこのチラシを入れていたのだとすれば、業務妨害に当たる可能性があります。

業務妨害罪には2種類あります。

  1. 偽計業務妨害罪
  2. 威力業務妨害

それぞれ内容に違いがあります。

偽計業務妨害罪

虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

会社の名前を悪用して思想を広めようとしたケースはこちらに該当すると思われます。
いくつか例を挙げてみると…

  • 「あの店ではゴキブリやネズミがいて不衛生」など嘘の情報をネットに流す
  • 「あの店の食品は賞味期限が切れていた」と嘘の情報を流す
  • 新聞社がライバル社に似せた紙面を発行する
  • 他人の名前を肩って飲食店に宅配注文する

などがあります。

一応、威力業務妨害についても補足しておきましょう。

威力業務妨害

威力を用いて人の業務を妨害した者も、前条の例による。

こちらは、暴れたり脅迫したりした場合に適用されます。
お店や会社、事務所に執拗にクレーム電話をかけ続けても「威力業務妨害」で逮捕される可能性があります。

今回は、ベネッセという企業の名前を使用してイメージダウンを招いたり、問い合わせの電話が殺到する事態に陥らせるなどの妨害行為が考えられますね。

ベネッセから公式の発表があるかもしれないので、引き続き注目していきましょう。

まとめ

ベネッセの教材の中に反ワクチンのチラシが入っていたとして話題になっています。

  • ベネッセの「チャレンジ1年生」の教材の中に反ワクチンのチラシが入っていたとツイートがあった。
  • ベネッセはそのようなチラシを入れたり、反ワクチン、マスク忌避の推奨はしていないと否定。
  • 反ワクチンのチラシを受け取ったという人は、過去に反ワクチンのツイートをしていた!
  • ベネッセの業務妨害罪に当たる可能性がある!

ベネッセから公式に何らかの説明がある可能性が高いので、引き続き注目していきましょう!

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