2021年10月15日、待望のドラマ『最愛』の放送がスタートしました。
第1話で殺された渡辺康介とその父・昭。
さっそく犯人考察が始まっています。
今回は、渡辺殺しの犯人として濃厚なのは、主人公・梨央の弟・優です。
そして、15年後に登場する情報屋の正体も話題になっています。
この記事では、渡辺康介を殺した犯人が弟である理由や、情報屋の正体についてまとめてみました。
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『最愛』第1話のあらすじネタバレ

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詳しく解説しています。

物語の重要ポイント
- 梨央の弟・優は小さい頃の怪我が原因で「びまん性軸索損傷」を患っており、興奮すると記憶が飛ぶ。
第1話のストーリーを振り返って整理してみましょう。
事件の夜

事件が起きたのは、2006年の岐阜。
梨央の父・達雄はこの日、夜遅くまで出かけることになっていました。
初恋の相手・大輝は姉の結婚式に出席するため、出かけるついでの達雄に車で駅まで送ってもらうことに。
大輝は推薦入試直前の梨央にお守りを渡します。
その夜、台風が近づく中、寮に渡辺康介がやってきました。
本来、寮は女性立ち入り禁止なのですが、康介は女子学生を連れ込み、お酒や薬物を乱用して騒ぎます。
「うるさくてごめんな」と謝りに食堂にやってきた康介は、梨央のノートに書かれた「薬を開発したい」という夢を壊すような発言をします。
梨央は気分を害し、「帰ります。おやすみなさい。」と寮を出ようとしました。
梨央の記憶はそこで途切れ、夜中に目覚めたときには部屋で寝ていました。
失った梨央の記憶

梨央は知らないうちに自分の腕に傷があることに気づきます。
そこへ、靴を泥だらけにした父・達雄が帰宅。
「なんともないんか?大丈夫なんか?
ごめんな、お父さんがもう少し早く帰っとれば、ごめんな」
梨央は自分が覚えていない間に何かがあったことに気づきました。
また、風呂を沸かしに行くと、洗濯機が回っており、中には血だらけになった梨央の服がありました。
風呂に入っている達雄に、梨央は「今までどこに行っとったの?昨日私が着とった服、どこにあるか知らん?ポケットにお守りが入っとるんやけど」と尋ねますが、達雄は言葉を濁します。
翌朝、梨央はお守りを探しましたが、結局見つかりませんでした。
ただ、その代わりに、寮の裏口に血痕のようなものを見つけました。
父の死

「お父さん、俺の携帯見つかった?学校にもなかったんやお」
携帯を失くした優が寮の二階に上がると、達雄はくも膜下出血で死んでいました。
嵐の夜から10日後、突然の達雄の死で慌ただしい寮に、康介の父・昭が「康介がいなくなった」とやってきます。
康介を探しに警察が捜査に乗り出しましたが、康介は見つかりませんでした。
夜、お葬式の写真を探すために達雄の部屋にいた梨央は、黒いビニール袋の中にあの血だらけの服を見つけます。
動揺して電球にぶつかった拍子に、嵐の夜の記憶がかすかに蘇りました。
「怖くないでな。朝になったら、ぜーんぶ忘れとるわ」
そう言いながら、足を持って梨央を引きずる康介。
梨央は泣きながら血だらけの服を燃やしました。
その後、梨央は無事大学に合格し、東京で社長をする母・真田梓のところに引っ越します。
それから15年間、両想いだった大輝と会うことはありませんでした。
(大輝)「もう会えないんだと分かるまで少し時間がかかった。メールも電話も返事が来なくなって、どうしているかもわからなくなった。再び梨央にあったのは、15年もたってから」
二つ目の事件

2021年、東京世田谷区の公園にある池で、昭の遺体が発見されました。
実はその少し前、富山で15年前に失踪した康介の遺体も見つかっています。
東京で刑事となった大輝は、この殺人事件を担当することに。
調べていくと、 昭は何者かに殺される直前、梨央と会っていたことが判明しました。
大輝は真田ホールディングスの社長となった梨央のもとへ、事件の重要参考人になったことを伝えに行きます。
(梨央)「宮崎さん、真田梨央です。初めまして」
(大輝)「一昨日、御社を訪れた男性が今朝遺体で見つかりました。その件について、署で話を聞かせてもらえますか?」
その笑顔も立場も俺を見る目も、何もかもが違っていた…。
『最愛』考察|渡辺を殺した犯人は弟・優である理由!

あらしの夜に康介が失踪しました。
梨央の弟・優が殺して、その遺体を父・達雄が埋めたのだという推測ができます。
弟・優が犯人と推測できる理由は3つあります。
- 優の携帯を血まみれの誰かが持っていた。
- 優は興奮すると記憶がなくなる。
- 15年後の相関図に載っていない。
一つずつ見てみましょう。
理由➀ 優の携帯を血まみれの誰かが持っていた

優がなくなったと言っていた携帯を、血まみれになった誰かが持っている場面がありました。
ここから、優の携帯が事件の真相を握っていると考えられますね。
- 康介が梨央に薬を飲ませて乱暴を働いているところを優が目撃する。
- 優が証拠となる写真を撮る。
- それに気づいた康介が優から携帯を奪う。
- 康介が証拠を消そうと携帯を操作する間に、優が康介を殺す。
優は康介が寮に来たときには、しっかりと携帯を肩に下げていました。

つまり、このときはまだ携帯を失くしていなかったということです。
きっと、康介を殺したときに優の身体から離れたのだと思われます。
理由➁ 優は興奮すると記憶がなくなる
優は病気で興奮すると記憶がなくなる障害を持っていました。
つまり、殺していても忘れている可能性が高いのです。
また、この『最愛』の事件を紐解く鍵は、その動機にどのような「愛」が見えるかだと言われています。
『最愛』はそのタイトルが示す通り、登場人物たちの様々な愛が丁寧に紡がれていく。人は愛ゆえに強くなり、そして愛ゆえに壊れてしまうもの。愛するものを大切に想うほどに、そして失いたくないと願うほどに、“愛”が持つ言葉とは真逆の行動も厭わなくなる危うさをはらんでいる。
『最愛』を紐解く鍵は、その動機にどんな“愛”が見えるか 梨央と大輝の辛すぎる展開|Real Sound|リアルサウンド 映画部
弟にとって梨央は愛する姉です。
姉を助けようとして殺してしまったのではないでしょうか。
理由➂ 15年後の相関図に載っていない

梨央の弟・優のぞんざいは、15年後の相関図に乗ていません。
梨央があれほど大事にしていた優と一切関係を断ってしまうことは考えられません。
優が事件の重要な鍵を握っていることは間違いないでしょう。
優が15年後どうなったのかも気になりますね。
『最愛』考察|情報屋の正体は弟!
情報が全くない少年「情報屋」が怪しい!

15年後に登場する、高橋文哉さん演じる情報屋が怪しいと話題になっています。
実は、この情報屋だけ名前も素性も明かされていません。

情報屋が弟・優である理由はほくろの位置!
情報屋の正体について、弟・優なのではないかという考察が上がっています。
その理由は、ほくろの位置です。
二人とも正面から見て右下の口元にほくろがあるのが分かります。
ところが、優役の柊木陽太くんも情報屋役の高橋文哉さんも、元々はほくろなどありません。
つまり、わざと書いているということです。
これは、同一人物であることを表しているのでしょう。
15年後の情報屋の正体は、梨央の弟・優だったと考えられますね。
まとめ
ドラマ『最愛』の第1話で康介を殺した犯人と、15年後の情報屋の正体について考察をまとめてみました。
- 渡辺康介を殺した犯人は梨央の弟・優!
- 15年後の情報屋の正体は、梨央の弟・優!
しかし、15年後に渡辺康介の父・昭を殺した犯人は誰なのか、なぜ優は情報屋になったのか、なぞは深まるばかりです。
第2話以降も、引き続き考察を続けたいと思います!
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