ドラマ『最愛』の犯人考察が盛り上がっていますね。
弟の優が15年前の事件の夜に失くした携帯が見つかり、そこに事件の真相が撮影された動画が残っていました。
その動画から弟が渡辺康介を誤って刺してしまったことが分かりました。
しかし、とどめを刺した人物が他にいるのではないかと言われています。
また、父・達雄の死因はくも膜下出血とされていましたが、本当にそうなのでしょうか？
死んでいた達雄が発見されたシーンに違和感を感じた視聴者も多いようですね。
そこで、今回は15年前の渡辺殺しや父・達雄の死に関わったもう一人の人物についてまとめてみました。
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最愛第2話｜あらすじネタバレ
『最愛』の第2話で、15年前のあらしの夜の出来事が判明します。
東京の大学に通うために上京していた梨央が久しぶりに岐阜に帰ってきたとき、弟の優から携帯がが見つかったことを聞きます。
しかし、その携帯には怖いものが映っていたので、「梨央に見て欲しい、本当に怖い画像だったら消して欲しい」と言われます。
携帯を見た梨央は事件の夜何があったのかを理解しました。
事件の夜、梨央は康介に薬によって眠らされて襲われそうになります。
優はその場面を携帯で撮影していたようです。
康介は梨央を引っ張り、その上に覆いかぶさっている。
康介は携帯で撮影している優に気づき「何してる」と携帯を取り上げようとした。
優は「やめろ」と言いながら、そばにあった細長い金属の棒（ペグ）で防衛する。
近づいて無理やり携帯を奪い取ろうとする康介に抵抗していた優は誤って康介の腹にペグを刺してしまう。
康介は近くの暖簾を引きちぎり腹の血を押さえながらも、なんとか優の携帯を取り上げて動画を削除しようとする。
一方、優は「お姉ちゃん起きて！！」と叫びながら梨央をゆするが起きない。
優は携帯を梨央のそばに落としてしまい、康介がその携帯を取ろうと梨央の上に覆い被さるが、そのまま力尽きてしまった。
そこで梨央は動画を消去します。
優はこのときの記憶がないようでした。
梨央の服に血がついていたのは、康介が上に覆い被さったからだったようです。
最愛考察｜渡辺殺しの犯人は弟だけじゃない！？
弟・優の携帯に残っていた動画から、事件の夜に渡辺康介を刺したのが優だったことが判明しました。
しかし、事件の真相はそんなにあっさりとしたものなのでしょうか？
渡部を最初に刺したのは優でしたが、まだ明かされていない事実があるのではないかと言われています。
弟が本当の犯人だけではないと考えられる理由をまとめてみました。
- 第2話で真相が発覚するには早すぎる。
- 小学生の力で殺すことができるか疑問。
- 渡辺康介に襲われた女子が他にもいた。
- 麻薬関連で渡辺康介を恨んでいた人物がいた可能性もある。
ということは他にも犯人がいるということになりますね。
一つずつ見ていきましょう。
弟が犯人でない理由➀ 第2話で真相が発覚するには早すぎる
ドラマはまだまだ始まったばかり。
2話目で事件の真相が分かってしまったのでは、あまりに早すぎるのではないでしょうか？
確かに、最初に渡辺康介を刺したのは弟だったかもしれませんが、動画はそこで消去されてしまい、続きが分からなくなっています。
この後誰が形態の動画をストップし、遺体を移動させ、埋めたのか。
弟以外に事件の隠ぺいに携わった人物がいるはずです。
弟が犯人でない理由➁ 小学生の力で殺すことができるか疑問
優の持っていたペグを誤って渡辺康介の腹に刺してしまいました。
その結果、康介は腹から血を出し、そのまま梨央の上に覆いかぶさるようにして力尽きてしまいました。
しかし、そこで死んだとはまだ決まっていません。
優の他に後から着た人物がとどめを刺したのではないかという推測もできます。
そうなると、その人が真犯人ということになります。
弟が犯人でない理由➂ 渡辺康介に襲われた女子が他にもいた
渡辺康介が行方不明になった事件の捜査の中で、高白大学陸上部員が薬物を乱用していたことが発覚しました。
さらに、渡辺康介に性的暴行を受けたという別の女子学生が警察に被害届を出したことがニュース番組で報道されました。
被害女性「食事の途中やったんですけど、急にすごい眠気に襲われて。気付かんうちに薬を入れられたんやと思います。」
梨央が受けた被害と全く同じですね。
陸上部のマネージャー・青木菜奈も被害に遭っていたようです。
ということは、渡辺康介に恨みを持っていた女子学生が関与している可能性もありますね。
弟が犯人でない理由➃ 麻薬関連で渡辺康介を恨んでいた人物がいた可能性がある
高白大学の陸上部内で大麻を吸っていましたが、その中心にいたのが渡辺康介でした。
りおにも「薬学をやっててよかった」「薬物は人を良くもだめにもする」といった内容のことを話していました。
麻薬をゆすりに使っていたり、麻薬が原因で恨みを買っていた可能性もあります。
渡辺康介が優に誤って刺されたとき、寮の上階ではちょうど学生たちが麻薬を吸って騒いでいました。
偶然、康介が血を流して倒れているところを目撃した人物が、いい機会だととどめを刺したのかもしれません。
最愛考察｜父・達雄の死因がくも膜下出血は嘘で陸上部員に殺された？
ここまで、弟の優以外にも渡辺康介を殺した人物がいると考えられる理由を挙げてきました。
犯人が優だけではないとすると、事件の真相はどのようなものだったのでしょうか？
まず、事件に関わっていたのは、優以外に父親と陸上部員だと推測されます。
- 父・朝宮達雄（あさみやたつお）
- 陸上部のマネージャー・青木菜奈（あおきなな）
- 陸上部の後輩・藤井隼人（ふじいはやと）
- 陸上部員・長嶋透（ながしまとおる）
現在、怪しいと考えられるのはこの4人です。
さらに、父・達雄に関しては事件があった直後にくも膜下出血で死亡しました。
しかし、その死に方にも怪しい点がいくつか見つかりました。
それぞれの登場人物の、事件との関わりを思わせる部分をまとめてみました。
関係者➀ 父・朝宮達雄
一人目は父・達雄です。
事件の夜、梨央が目覚めたときに泥で汚れた長靴を履いて帰ってきた姿から、殺された渡辺康介を埋めたのは達雄の可能性が高いですね。
しかし、達雄一人で短時間のうちに人を運んで埋めることができるのでしょうか？
達雄以外にも協力者がいたと考えるのが自然な気がします。
さらに、事件直後にくも膜下出血で死亡していますが、この死に方も不自然です。
達雄は寮の椅子に座って、梨央からのメールを見ながら死んでいました。
- くも膜下出血には通常、「激しい頭痛」「意識障害」「嘔吐」などの前兆があるが、達雄にはなかった。
- くも膜下出血の前兆もなく、梨央から送られてきたメールを見ていた。
- 寮には多くの学生がいたにも関わらず、誰一人としてくも膜下出血の前兆に気づかなかった。
これらのことから、達雄の死因はくも膜下出血でない可能性があります。
事件の夜の泥だらけの靴と死亡状況から、事件の真相をこのように考察しました。
達雄は渡辺康介の遺体を埋め、その後、事件を知る何者かに殺された。
くも膜下出血で死亡したというのは、嘘かもしれませんね。
関係者➁ 陸上部のマネージャー・青木菜奈
陸上部のマネージャーである青木菜奈は、渡辺康介の性的暴行の被害者だったことが判明しました。
しかし、大輝と二人でラーメンを食べているとき、「私は被害者やない」と言っていました。
知らないうちに襲われていた屈辱に耐えるために言った言葉なのか、それとも本当にただの被害者ではないのか…
もしかしたら、偶然、倒れている梨央とその上に覆いかぶさっている渡辺康介を見て、過去の自分の被害に気付いたのかもしれません。
マネージャーがとどめを刺したか、もしくは気づいたのに救急車を呼ばずに見なかったことにした可能性もありますね。
関係者➂ 陸上部の後輩・藤井隼人
陸上部員で大輝の1年後輩の藤井隼人も怪しい人物です。
実は、藤井は達雄がくも膜下出血で椅子に座ったまま死んでいた時に、体をゆすろうとした長嶋に対して「動かすな！」と言いました。
普通は、死んでいるか生きているか分からないときは、声を掛けたり身体をゆすったりして目を覚まさせようとするはずです。
それを制したということは、藤井はすでに達雄が死んでいると知っていたということになります。
実は、藤井が達雄を殺したのではないでしょうか？
さらに、もう一つ気になったのは、陸上部内で大麻の使用が発覚し報道機関が殺到したときのことです。
優を連れて帰る大輝を見ていた藤井の表情が、何かを知っているように見えました。
そして何より怪しいのは、15年後、藤井が警察官になったということです。
藤井が警察官になったのは、事件の隠ぺいを図ろうとしたからとは考えられないでしょうか？
関係者➃ 陸上部員・長嶋透
陸上部員の長嶋透は達雄の死亡現場で一番に駆け付けた人物です。
渡辺昭が息子の行方を尋ねに寮にやってきたときも「来ましたけど…」と挙動不審でした。
長嶋は大麻をやっていたので、バレるのが怖かったとも考えられます。
しかし、それだけで渡辺昭の訪問や達雄の死にここまでおびえる必要はないはず。
長嶋も渡辺康介を殺した事件に何らかの形で関わっていたと考えられますね。
最愛考察｜事件の真相はこうだった！
弟の携帯に映っていた映像から事件の全てが分かったわけではありません。
15年前の嵐の夜に何があったのか、達雄の本当の死因は何だったのかを考察した結果がこちらです。
- 優が渡辺を刺し、渡辺は梨央の上に倒れた。
- 藤井がやって来てとどめを刺した。
- 大麻パーティーに参加していたマネージャーの青木と長嶋が藤井を目撃したが、逃げた。
- 藤井は携帯の録画をストップした。
- 父・達雄が帰ってきて、梨央が渡辺に襲われそうになり、優が刺したことを聞かされた。
- 達雄と藤井で渡辺の遺体を埋めた。
- 藤井は後から携帯を達雄が持っていることに気づき、自分がとどめを刺したことがバレると思って、達雄を殺した。
これで、怪しい4人の言動の説明がつくのではないでしょうか？
渡辺昭が息子の行方を尋ねに来た時、マネジャーの青木と長嶋が慌てていたことも、とどめを刺されたところを目撃していたら当然でしょう。
達雄がなくなっていた時に藤井が「動かすな！」と叫んだのも、自分が殺していたのなら死んでいると分かります。
また、自分がとどめを刺したことや達雄と遺体を埋めたことを隠ぺいするために警察官になったのかもしれません。
まとめ
ドラマ『最愛』の隠された真実について考察してみました。
優の携帯が見つかり、渡辺康介を殺したのが優だったかに思われましたが、実際は陸上部員や父の達雄が関係していた可能性が高そうです。
ドラマはまだまだ始まったばかり！
ここからの展開も楽しみにしましょう！
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