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皇室ティアラの値段&ブランド一覧|皇室御用達は和光とミキモト!

小室眞子さまが皇室を離脱したことでティアラが返却され、宮内庁が保管するティアラは全部で8個になったそうです。

一方、2021年12月1日で二十歳を迎えられる愛子さまは、新たにティアラを作らずに黒田清子さまのものをお借りすることを発表されました。

異例の決断をされた理由について、宮内庁は「コロナ禍で国民生活に影響がでていることに配慮した愛子さまが、両陛下と相談した決めた」と説明しています。

皇室女性が身につけるティアラはそれほど高価だということでしょう。

8個のティアラはそれぞれいくらするのか、どんなブランドのティアラなのか気になりますね!

そこで、この記事では

  • 皇室のティアラの値段はいくら?
  • 皇室のティアラのブランドはどこ?
  • 皇室のティアラのお金はどこから出てるの?

といった疑問にお答えしたいと思います!

皇室のティアラの値段&ブランド一覧

ティアラを付けた皇室女性
ティアラを付けた皇室女性(引用元:https://dot.asahi.com/wa/photoarticle/2019050900026.html)

皇室の女性が身に付けるティアラの値段とブランドを一覧表にまとめました。

皇后陛下や皇太子妃のティアラの値段は一切公表されていませんが、他の女性皇族のティアラは公表されています。

女性値段ブランド
雅子さま(第一・第二ティアラ)美智子さまから譲り受けるドイツのレオンハード&フィーゲル製(ミキモトがリフォーム)
紀子さま(第一ティアラ)雅子さまから譲り受ける
眞子さま28,560,000円和光
佳子さま27,930,000円ミキモト
典子さま15,225,000円ミキモト
絢子さま14,857,500円ミキモト
清子さま不明(私物)ミキモト

皇后の雅子さまのティアラは美智子さまから譲り受けたもので、値段は決まっていない”プライスレス”なティアラです。

その他の皇室女性のティアラの値段は、基本的に皇室の位によって異なっていますね。

平成天皇の孫に当たる眞子さまや佳子さまのティアラは約3,000万円で、典子さまや絢子さまの2倍近くの値段です。

皇室家系図
皇室の家系図(引用元:https://www.pinterest.jp/pin/528398968751895080/)

また、皇后陛下のティアラには、第一ティアラ、第二ティアラ、第三ティアラなどの種類があります。
もっとも格式が高いのが第一ティアラです。

ティアラを付けた美智子さま
美智子さまのティアラ(引用元:https://iruka-travel.com/918/)

ちなみに、第一、第二、第三ティアラの使い分けについて特に決まりはないそうです。

皇室ティアラのブランドは和光&ミキモト!

ティアラを付けた歴代皇后
歴代皇后陛下のティアラ(引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/24835)

皇室女性のティアラのブランドを見ると、和光かミキモトであることが分かりましたね。

和光&ミキモトが皇室御用達ブランドになった経緯は?

和光とミキモトは皇室御用達のジュエリーブランドで、ティアラ以外にもブローチ、ネックレス、ブレスレット、イヤリングなどを手掛けています。

実は、明治初期は皇族が身につけるジュエリーをヨーロッパから取り寄せていました。
国内ブランドが手掛けるようになったのは、昭和天皇が結婚された頃からだと言われています。

昭和天皇の結婚式
昭和天皇両詠歌ご結婚(引用元:https://unavailable.jp/60th-wedding-anniversary/)

大正13年に皇太子裕仁親王(のちの昭和天皇)がご結婚される際、皇太子妃のティアラなどをミキモトが手掛けたのが始まりとされています。

以後、ミキモトと和光が皇室御用達のジュエリーブランドとなっているようです。

皇后第一ティアラはドイツ製だった!

令和天皇の結婚式
雅子さま(引用元:https://www.asahi.com/gallery/photo/imperial/princessmasako/20201209/01.html)

皇室の女性が身に付けるティアラには3種類あります。
それぞれブランドが違います。

  1. 皇后のティアラ…ドイツ製
  2. 皇太子妃のティアラ…ミキモト
  3. 皇后・皇太子妃以外の皇室女性のティアラ…ミキモトや和光

皇太子妃のティアラは、前述の香淳皇后がご結婚されて皇太子妃となったときからミキモトが手掛けています。

眞子さまや佳子さまが身に付けていらっしゃるティアラのブランドもミキモトや和光などの皇室御用達ブランドです。

しかし、皇后陛下の第一ティアラは元々ドイツ製なのです。

  • 第一ティアラはドイツのレオンハード&フィーゲル製。
  • 明治18年の昭憲皇太后(明治天皇皇后)の時から代々継承されている。
  • 約130年受け継がれ続けている。

2019年の令和初日に「即位後朝見の儀」に臨まれた皇后雅子さまがお召しになっていたのが、この皇后ティアラです。

雅子さま
皇后ティアラをお召しになった雅子さま(引用元:https://www.daily.co.jp/gossip/2019/05/01/0012293282.shtml)

皇后ティアラは他のティアラに比べても格別です。

  • ブリリアント型のダイヤモンド60個を使用。
  • 9つの星をデザイン。
  • 中央に21カラットのダイヤモンド。
  • 140個の宝石を組み合わせたネックレスと潤貴の腕輪がセット。

中央の大きな飾りは太陽であり天照大神を象徴しているそうです。
この太陽の部分は星にも付け替えることができます。

皇室のティアラのお金はどこから出てるの?

黒田清子さま
黒田清子さま(引用元:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2021111900025)

女性皇族のティアラは基本的に公務の必要経費と考えられており、「宮廷費」として皇族の財源から支払われています。
つまり国の所有物ということです。

今回、愛子さまは成人の儀式でお召しになるティアラを新調することを辞されました。

その理由はティアラが国民の税金で作られていることを考慮されたからでしょう。

宮内庁は、「コロナ禍で国民生活に影響がでていることに配慮した愛子さまが、両陛下と相談した決めた」と説明している。

愛子さまが借りるティアラ、清子さんからの理由は「格」の違い 秋篠宮家へは逆風やまず〈dot.〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース

歴代の皇室女性の方がお召しになったティアラをお借りする際、黒田清子様のものを選ばれたのにも理由があります。

黒田清子さまは皇室の財源からではなく、私費でティアラを新調されました。

愛子さまはティアラが誰のお金で作られたものなのかということまで考えて、どのティアラをお借りするのか決められたということです。

多くの国民は、愛子さまの国民の生活を慮った決断を高く評価しているようでした。

https://twitter.com/_Melonbun/status/1460476615167643648
愛子さまのティアラに関する意見

まとめ

皇室の女性が身に付けるティアラの値段やブランドについてまとめました。

  • 雅子さま:プライスレス/ドイツ製
  • 眞子さま:2,856,000円/和光
  • 佳子さま:27,930,000円/ミキモト
  • 典子さま:15,225,000円/ミキモト
  • 絢子さま:14,857,500円/ミキモト
  • 清子さま:値段不明/ミキモト

雅子さまがお召しになっている皇后ティアラは代々受け継がれているドイツ製のものでした。

また、それ以外の皇室女性のティアラは皇室御用達のジュエリーブランド、ミキモトと和光が手掛けています。

愛子さまは新調せずに黒田清子さまの者をお借りすると発表されました。
ティアラをお召しになった愛子さまの姿が楽しみですね。

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