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イグノーベル賞とは?15年間の中で面白い日本人の研究8選!

2021年9月9日、東京工芸繊維大学の村上久助さんが「イグ・ノーベル賞」を受賞しました。
日本人はイグ・ノーベル賞を15年連続で受容しています。

そもそも、「イグ・ノーベル賞」とは何なのでしょう?

この記事では

  • イグ・ノーベル賞って何?
  • 日本人が受賞した面白いイグ・ノーベル賞を知りたい!

を解決します!

イグ・ノーベル賞って何?

イグ・ノーベル賞とは、世界中の様々な研究から「人を笑わせ、そして考えさせられる業績」に対して贈られる賞です。

「イグノーベル(Ig Nobel)」の「イグ(Ig)」は否定を意味しており、「イグノーベル(Ig Nobel)」は造語です。
また、下等な、下品な、見下げたという意味の「ignobel」を掛けたジョークでもあるのだとか。

1991年に創設されてから、毎年9月か10月に10の個人やグループに送られています。
日本人も何度も受賞しており、受賞常連国になっています。

面白い日本人の受賞

創設者のエイブラハムズによると「多くの国が奇人・変人を蔑視するなかで、日本とイギリスは誇りにする風潮がある」のだとか。

面白いイグ・ノーベル賞➀ 絵を見分ける鳩

1995年には、鳩を訓練してピカソとモネの絵を見分けられることに成功しました。

あなたはピカソとモネの絵を見分けられますか?
人間でも難しいことを、訓練によって鳩でもできることが証明されました!

面白いイグ・ノーベル賞➁ 浮気発見スプレー

1999年には、夫のパンツに吹きかけることで、浮気をしているかどうかが分かってしまうというスプレーを開発した功績に対して、イグ・ノーベル賞が贈られました。

現在も使われているのかは謎ですが、確かに笑ってしまいますね…

面白いイグ・ノーベル賞➂ お喋り妨害装置

2012年には、言葉発話ををしゃべっている人に作用させて強制的に妨害する装置「スピーチジャマー(Speech Jammer、おしゃべり妨害器)」の発明が受賞しました。

これは発話者に自分の声を少し遅れて聞かせることで、脳が混乱し、発話を続けることができなくなるというもの。
一体どんな時に使うのでしょうか(笑)

面白いイグ・ノーベル賞➃ バナナの皮は滑る

2014年には、 バナナの皮の摩擦係数を測定して、実際に滑りやすいと証明した研究にイグ・ノーベル賞が贈られました。

バナナの皮の上を歩いたときの摩擦係数は、通常と比べて6分の1しかないことが分かりました。
他の果物と比較しても、バナナが最も滑りやすいそうです。

バナナの皮を踏むと滑るのは、漫画の中だけの話ではなく、科学的にも起こり得る現象だったのですね!
みなさん、バナナの皮には気をつけましょう。

面白いイグ・ノーベル賞➄ キスでアレルギー抑制

2015年のイグ・ノーベル賞には、キスでアレルギー反応が大幅に抑えられることを発見したアレルギー科クリニックの院長先生が選ばれました。

実験では、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎を患う被験者それぞれ数十人に、恋人や配偶者と30分間キスをしてもらいました。
その結果、キスをする前に比べて、ダニや杉の花粉によるアレルギー反応が抑えられたそうです。

花粉症やアレルギーで悩んでいる人は、今日から毎日30分間、恋人や配偶者とキスをしてみましょう(笑)

面白いイグ・ノーベル賞⑥ 股のぞき効果

2016年には、前かがみになって股の間から後ろの方向を見る「股ぞき」をすると、実際よりも物が小さく見えるという「股のぞき効果」に対してイグ・ノーベル賞が贈られました。

股のぞきをして上体を逆にすることで、風景の奥行きが不明瞭になり、遠くのものが小さく見得ることを証明しました。
この研究は、心理学の空間知覚と言うぶにゃに通じるものなのだそうです。

面白いイグ・ノーベル賞⑦ ヘリウムガスでワニも高い声に

2020年のには、ワニをヘリウムガスに満ちた空間に入れ、ドナルドダックのような声で鳴かせたという実績がイグ・ノーベル賞を受賞しました。

一見バカげた研究ですが、実は深い意義があるそう。

長年、ワニがどのように声を出しているのかは謎に包まれていました。
この研究のおかげで、ワニが声帯器官を持ち、人間と同様に聖堂内の空気を振動・共鳴させて声を発していることが分かりました。

面白いイグ・ノーベル賞⑧ 歩きスマホで歩行速度が遅くなる

2021年のイグ・ノーベル賞は、スマートフォンを見ながら歩く人がいると、集団全体の歩行速度が遅くなることを実験で突き止めた村上久助教が受賞しました。

実験では、向かい合った大学生27人ずつが幅3メートルの通路を10メートル歩いてすれ違う様子を観察するというもの。
戦闘集団の3人にスマホを持たせ、1桁の足し算をしながら歩かせると、歩行速度は遅くなりました。

歩きスマホをする人の視線が、本人だけでなく周囲の歩行にも影響を与えることが突き止められました。

まとめ

ユーモアにあふれた科学研究などに送られる「イグ・ノーベル賞」。
2021年は村上久助教授の「歩きスマホと歩行速度」の研究が選ばれました。

日本人の受賞は15年連続を記録しています。

この記事では、歴代の面白いイグ・ノーベル賞を紹介しました。
世界のイグ・ノーベル賞についても調べてみると、さらに面白い研究が見つかるかもしれませんね。

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