2021年の日本レコード大賞にて、Da-iCEが大賞を受賞しました。
しかし、Da-iCEを知らない人も多く、なぜ大賞を受賞したのか分からないという声も上がっているようです。
そこで、Da-iCEが大賞を受賞した理由3つを簡潔にまとめました。
Da-iCEがレコード大賞2021を受賞した理由は松浦会長?

レコード大賞2021で大賞を受賞したDa-iCE。
曲は昨年11月にリリースした「CITRUS」でした。
しかし、Da-iCEの名前を知らないという人も多かったようで、なぜ大賞を受賞したのか分からないとの声が上がっています。
Da-iCEが大賞を受賞した理由に、Da-iCEが所属する事務所「エイベックス株式会社」の取締役会長・松浦勝人氏の影響ではないかとの疑いがもたれています。
その疑惑の原因となったのが、文春の記事でした。
“音楽で稼ぐ”ということにプライドを持っている方ですから。12月は年末に向けて、『Da-iCE』がレコード大賞を受賞できないかと自ら動いているようでした。
「今年もらったボーナスは一桁万円です」エイベックス社員の“悲痛な叫び” 松浦勝人会長は“車・美食・NFT”の自由すぎるセレブ生活《質問状にYouTubeで生回答》(文春オンライン) – Yahoo!ニュース
エイベックスはかつて一世を風靡したエンタメ企業ですが、現在は営業利益が大幅な赤字になっているようです。
報道によると、エイベックスの売り上げを支えていたアーティストが軒並み振るわないからだと言います。
また、エイベックスが運営する養成スクール「エイベックス・アーティストアカデミー」も2021年に入って規模が縮小されました。
その原因には所属するアーティストの人気低迷の他、コロナの影響もあるようです。
コロナ禍の影響でライブ収益が減少したことなどにより、昨年9月の中間連結決算の最終赤字は32億円。40歳以上を対象に100人程度の希望退職者を募り、さらに’17年に移転したばかりの南青山(港区)の本社ビルの売却も決定した。
エイベックスがアーティストを育てられなくなった「複雑な背景」 | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)
Da-iCEの人気度や再生回数は?

日本レコード大賞の審査基準を見てみましょう。
作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。
活動〜日本レコード大賞 審査基準〜【公益社団法人 日本作曲家協会】 (jacompa.or.jp)
簡単に審査項目をまとめると…
といったところでしょうか。
作品のみならず、大衆の支持を得た作品であることが審査基準になっています。
Da-iCEはどうだったのか、一つずつ調べてみました。
➀作品の質

Da-iCEは”五感で感じつエンターテインメント”をコンセプトに作品をリリースしています。
「CITRUS」は五感の中でも嗅覚を体感できる作品だと評価されています。
絆されてしまった
シトラスの香りに
強く心の心臓掴まれた様で
歌詞からは、シトラスの香りを感じる表現が度々登場します。
他の作品とは一味違ったアプローチがされており、独創性や企画性があると評価されたのでしょう。
また、この作品はドラマ『極主夫道』の主題歌として書き下ろされました。
自分が信じた道を究める大切さを歌ったロックバラ―ドで、歌詞や曲調から感じられる”エモさ”が芸術的だと評価されたのだと思います。
➁歌手の歌唱力
こちらが日本レコード大賞でのDa-iCEのパフォーマンスです。
歌、ダンスともに他のアーティストと比べてもハイレベルだと言われています。
Da-iCE、ガチで歌上手い
— 葩 (@8313p_) December 30, 2021
Da-iCE!おめでとう🎉㊗️
— さざなみ (@kZRRBMDM7teZ1Co) December 30, 2021
キレキレのダンスと
踊りながら歌える歌唱力は
その辺の歌手ではできない事。愚直に歌の世界を愛し続けた結果の大賞に
心からの讃美が相応しい!
人柄もいいし、
素晴らしいグループ。
来年も更なる活躍で楽しませて下さい!
はーなさないって!高音の大合唱でした!㊗️㊗️㊗️
Da-iCE、ダンスも歌も凄いのに…ってコメント毎回あってだからこそ受賞が嬉しいし、やっと!って思ってる
— ♡ (@xx____o08) December 30, 2021
Da-iCEは2015年3月に「第29回日本ゴールドディスク大賞」で「ベスト5・ニューアーティスト賞」を受賞した以外、大きな賞を受賞したことはありませんでした。
それについて、「逆にどうしてこれまで受賞しなかったのか画分からない」と感じている人も多くいるようでした。
以前からのファンにとっては”やっと”と言う感じなのでしょう。
➂大衆の支持
作品や歌、パフォーマンスが上手くても、大衆の支持を得られていなければ大賞を受賞することはできません。
大衆の支持を測る指標としては、以下の項目が挙げられます。
ストリーミング再生回数については1億回を突破していますが、それを上回る曲をリリースしているアーティストはたくさんいます。
- 「夜に駆ける」YOASOBI(2019)7.00億回
- 「Pretender」Official髭男dism(2019)6.00億回
- 「Dynamite」BTS(2020)5.93億回
- 「ドライフラワー」優里(2020)5.06億回
- 「白日」King Gnu(2019)4.78億
ただ、TikTokなどを中心に女子学生から多くの支持を集めていました。
また、2021年7月には出演者の宗フォロワー数が5500万人以上と言われる「TikTok CREATOR’S VAB.-CROSSOVER LIVE FESTIVAL-」にも出演しました。
現在はテレビだけではなく、SNSでの人気も評価されるようになったということではないでしょうか。
➃時代とのマッチ
「大衆からの支持」を測る指標としてSNSでの人気が評価されるようになったのではないかと書きましたが、これこそ時代の流れを表しているように思います。
まとめ
Da-iCEがレコード大賞を受賞した理由について、松浦会長が関係しているのではないかと言われています。
しかし、審査基準を見てみると、Da-iCEはどの項目も高評価されるに値することが分かりました。
特に、大衆の支持に関しては、若者のテレビ離れが叫ばれる今日、SNSでの支持が高いというのは評価されるべきではないでしょうか。
歌やダンスなどのパフォーマンスは見ていても大賞受賞に納得のレベルでした。
これまでDa-iCEを知らなかったという人も、Da-iCEの魅力に気づいたのでは?
今後もDa-iCEの活躍を応援していきましょう!