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ゆたぼんの学校はどこ?沖縄サドベリースクールの実態や学力も!

YouTuberで『少年革命家』を名乗るゆたぼんと言えば、不登校で有名です。

2022年1月には自らクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げ、支援金を集めたことが話題になっていました。

ゆたぼんさんは小学生の頃に不登校になり、それ以来「学校に行かなくても良い」という考えを発信し続けています。

しかし、なんとゆたぼんが学校に通っているという衝撃の事実が判明しました。
一体どこの学校に通っているのか気になりますよね。

実は、ゆたぼんは通常の学校ではなく、「サドベリースクール」というところに通っています。

この記事では

  • ゆたぼんが学校に通っているって本当なの?
  • ゆたぼんが通う学校はどこ?
  • サドベリースクールってどんな学校?
  • ゆたぼんの学力は?

という疑問にお答えします。

ゆたぼんが学校に行ってるってホント?

『少年革命家』を名乗るYouTuberのゆたぼんが学校に通っていることが判明しました。

ゆたぼんはインターネットに投稿されたコメントによって名誉を気づ付けられたとして、北海道に住む30代男性を相手に損害賠償を請求していました。

この訴訟の判決が2021年12月17日に東京地裁で行われ、男性に33万円の支払いが命じられました。

その裁判記録に、なんとゆたぼんが学校に通っていることが明記されていたのです。

ユタ凡が学校に通っている証拠書類(引用元:https://twitter.com/alisa___ris/status/1484737504276201472)

裁判記録にははっきりと「学校に通っている」という文字が。

「実際には原告は毎日通学していないものの、週の半分以上は学校に通っている。」

ゆたぼんは2021年4月から中学1年生になりましたが、YouTubeに投稿された動画で「僕は中学校に行く気はありませーん!」と言っていました。

この事実が発覚し、ネット上では「不登校を売りにするために嘘をついていたの?」と炎上したようです。

ここで一度、文部科学省による不登校に定義を確認してみましょう。

不登校とは

何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席したもののうち、病気や経済的な理由によるものを除いたもの

ゆたぼんは病気や経済的な理由で休んでいるわけではありません。

また、週の半分以上は学校に通っているとはいえ、欠席日数が年間30日を超えていると不登校とみなされます。

ゆたぼんの学校は沖縄のどこ?

沖縄サドベリースクール(引用元:https://www.okinawa-ss.com/)

ゆたぼんの通っている学校は沖縄にあるサドベリースクールです。
2009年から開校されています。

教育活動の特徴
  • アメリカのサドベリーバレースクールという学校をモデルにした学校。
  • 子供たちが自分の人生を尊重し、選択していく力を信頼する教育。
  • 「子どもが自ら学ぶ100%信頼する」「教育に子ども自身が責任を持つ」「ルールは子ども自身が決める」「カリキュラム・テスト・評価はない」「年齢ミックス」
  • 学校の運営のルールなどは会議で決めていく。

通常の学校とはかなり異なっていますね。

ゆたぼんが小学校を不登校になったきっかけは、当時の担任の先生に宿題をしてこなかったことを注意されたからだそう。

そのため、沖縄サドベリースクールの「カリキュラムやテスト、評価がない」というシステムは、ゆたぼんには合っているのかもしれません。

所在地〒901‐2226
沖縄県宜野湾市嘉数1‐20‐5
電話098-890-1622
開校日月曜~金曜(祝祭日、長期休暇を除く)
開校時間9:00~17:00
入学条件5~18歳で本人が入学を希望し、保護者がそれに賛同していること

サドベリースクールとは?

ゆたぼんが通っているという「サドベリースクール」とは、どのような学校なのでしょうか?

サドベリースクールと似た名前に「フリースクール」がありますね。

フリースクールとは、何らかの理由から学校に行けない子どもたちが、小学校、中学校、高校の代わりに過ごす場所です。
不登校や引きこもり、発達障害などの事情を抱える子どもたちが学びます。

サドベリースクールはフリースクールと似ていますが、完全に同じではありません。

  • フリースクール…不登校で傷ついた子供のケアや支援を重視する。
  • サドベリースクール…子供が自力で学び、成長することを重視する。

また、サドベリースクールには通常の学校と大きく違うところが6つあります。

  1. カリキュラムや時間割がない
  2. 授業やテストがない
  3. 学年や学級がない
  4. 教師がいない
  5. 司法委員会がある
  6. 児童・生徒主体で学校を運営する

➀カリキュラムや時間割がない

サドベリースクールには決まったカリキュラムや時間割がありません。

1日の大半が自由時間であり、子どもたちは自分でやりたいことを決めて過ごします。
学校によっては、1日中ゲームや漫画を読んでいてもいいのだとか。

自分がやりたいことをとことん追求できるという良さがあります。

➁授業やテストがない

いつまでに何を学ぶかを子どもたち自身が決めます。
逆にいえば、自分から学ばなければ何も身に着けることができないということになります。

自主性が養われる反面、進学や就職に苦労することもあるそうです。

➂学年や学級がない

サドベリースクールには年齢によってクラス分けされないので、様々な年齢の子どもたちが一つの空間で学んでいます。
年長者は自然と年下の子供たちの面倒を見るようになり、成長できます。

しかし、年配者に対する接し方を理解しないまま社会に出た場合、組織で苦労する可能性もあります。

➃教師がいない

学校を運営するスタッフはいますが、勉強を教える教師は存在しません。
さらに、そのスタッフのメンバーも子どもたちが採用する仕組みになっています。

➄司法委員会がある

教師がいないため、トラブルが発生したときのために、選任された子どもとスタッフが運営する委員会が存在します。
司法委員会でいじめや暴力、ルール違反などの問題を解決していきます。

かなり衝撃的ですが、これまでに大きな事件が起こらなかったということは、この仕組みがうまく働いているということでしょう。

➅児童・生徒主体で学校を運営する

物品の購入予算や購入品、ルールなど、学校運営の全てを子どもたちとスタッフのスクールミーティングで決めます。

学費などに関しては親がミーティングに参加することもあります。

また、サドベリースクールは文部科学省の許可校ではないため、サドベリースクールに通っていても法律上は不登校扱いになります。

そのため、やはりゆたぼんは「不登校」ということになりますね。

ゆたぼんの学力は?

ゆたぼんはどのくらいの学力なのでしょうか?

こちらの動画では、ゆたぼんは高校で習う勉強を取得していると語っています。

ただ、サドベリースクールにはテストがなく、成績評価など客観的に学力を測定できるものがないため、なんとも言えないのが実態です。

ちなみに、ゆたぼんは

  • 算数は電卓で調べる
  • 漢字はググる
  • 書くことだけが勉強ではない

と主張しています。

まとめ

ゆたぼんが学校に通っていることが判明しました。
沖縄サドベリースクールです。

サドベリースクールの特徴6つを紹介しました。

  1. カリキュラムや時間割がない
  2. 授業やテストがない
  3. 学年や学級がない
  4. 教師がいない
  5. 司法委員会がある
  6. 児童・生徒主体で学校を運営する

サドベリースクールは通常の学校と随分違うみたいです。

ただ、サドベリースクールは許可校ではないため、ゆたぼんは「不登校」であることに変わりはないことも分かりました。

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